婚約指輪の基本デザイン

婚約指輪は、永遠に使うものなので、飽きることのないデザインを選びたいと思います。
飽きることのないデザインとは、どのようなデザインなのでしょうか? 古いものでも新しいものでもない、流行を追いかけないもの、シンプル、気に入った、正統派・・・ 婚約指輪には、いくつかの参考になるカタチがあるのでご紹介します。
ソリティア(ソリテール)型と言われるデザインは、ダイヤモンドが一つ置かれたシンプルなカタチをしています。
ソリテールとは、ひとつだけ、ひとつはめ、ソロといった意味があります。
6つの細い金属である立て爪で支えるデザインは、ティファニーが考案したものです。
ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すように工夫されたデザインです。
宝石が指輪のリングの部分から飛び出しているので、光と交わりやすく、キラキラと反射してきらめき、ダイヤモンドの美しさを引き立たせています。
また、立て爪があるものと、覆輪留めやハサミ留めといった、立て爪がないタイプのものもあります。
爪がないと、ぶつけたり引っかけたりする心配はあまりないようです。
100年以上も昔から愛され続けている基本的なデザインなので、もしかすると、母親が持っているデザインかもしれません。
メレとは、メインの宝石の横に、小さな宝石を付けたデザインのものです。
メレは、フランス語で小粒な石、ごちゃごちゃとした、混雑したという意味があります。
ダイヤモンドの大きさを表す言葉では、小粒のダイヤモンドを指しています。
ちなみに、メレよりも大きな宝石のことをメラジンといいます。
パヴェとは、メインの宝石の周りを、細かいダイヤで隙間なく埋め尽くされたデザインのものです。
フランス語で石畳、敷石を意味しています。
メインの宝石の回りに小さなメレダイヤを組み合わせていますので、ボリューム感があります。
エタニティとは、メインの宝石がなくて、小さめのダイヤがバンドのように一周しているデザインです。
英語で永遠という意味です。
フルとハーフなどのデザインがあります。
結婚指輪と兼用したい人にも人気があるようです。
Vラインやウェーブがついたデザインのリングは、指を細く長く見せてくれるデザインです。
結婚指輪など重ねて使えるデザインです。